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奥天昌樹 個展「カットバック」

2024年7月6日(土) - 7月21日(日)13:00-20:00 休廊:月・火・水

7月6日(土)18時〜オープニングレセプション

GalleryTOH @gallery10.toh

〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷5-20-11 第一シルバービル1B※代々木駅東口目の前第一シルバービル1F タバコ自販機が扉になっております

「絵画においてプロセスとは積層を意味し、鑑賞者は作品を注意深く積層を観ていく際に作者がミニマルに置いてきた絵の具の一手一手を追体験していくことになります。積層には私が作品と向き合ってきた時間が刻まれており、そこに可逆と不可逆を作品としての最終的な見え方に落とし込めないか考えています。重ねると取り除く、プラスとマイナスの作業は画面の中で工程の時間軸を行き来きすることを可能にします。「なぜこの色を置いたのか?」「この形は画面の中でどう活きているのか?」その感じ方は人それぞれで適否はないのかもしれないですが、画面の中の沢山のやり取りの中、差し引きをし、私がそこにあってほしい本当に必要なものだけが残っているはずです。作品の印象は鑑賞者によって日々移り変わっていくもので作品を紐解いていく上で新たに気づく事もあり作品への認識は、咀嚼的な鑑賞によって成長を続けます。」奥天昌樹


(カットバックとは映画の演出手法。二つ以上の場所(時間)で起こっていることを交互に切り返すモンタージュ手法。カットバックは場面Aと場面Bを時間の関連性を持って繋ぎ継いでまた初めのカットに戻ること。)


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